教育課程

本コースの際立った特徴の一つは、コースワーク、論文作成指導、学位審査等の各段階が有機的かつ体系的に連関し、かつ基礎政策科学系プログラムと臨床政策科学系プログラムとの相互媒介的連動によって学位授与へ導くという教育課程を用意していることにあります。

まず、ソーシャル・イノベーション基礎講義群(理論編・実践編)を受講します。とくに実践編の講師は地域サポーターとして本コースを支えてくれる現場の実践家や市民等です。次に、研究基本構想をワークショップの形式で創出することが大学院生の課題となります。集合的な知的作業によってアイデアを創出していくファシリテーターとしての能力が求められます。
その後、現地調査を経て研究計画書が提出されますが、この研究計画書は社会実験計画と必ずセットになっていなければなりません。市街地および農山村に設けられたオフ・キャンパス実験施設における社会実験でのデータの獲得と仮説の検証作業が論文の必須の要素となるからです。
実験結果が報告書にまとめられた段階で大学院生は、第2次ワークショップを自ら企画・実施しなければなりません。このワークショップには教員組織はもちろん地域サポーターも第1次と同様に参加し、それぞれの立場から指導・批評・助言を行います。このプロセスを経て初めて論文草稿執筆作業に移行することになります。

「履修プロセスの概念図」(PDF形式)