2008年1月20日
【実践実務講座】知的障害のある人を対象とした野外活動のすすめ
特定活動非営利法人BigTree 代表
新堂 早代
「遊び」の場に集うことで生まれる交流によって、お互いを高め合う機会を生み出す活動に取り組んでいる新堂早代さんを講師に迎え、企画とはどのように組み立てるものかを、ワークショップ形式で学びました。本来、企画とは「予算」(How much)が重要なのですが、今回は企画立案の「ごっこ」であるとして、予算のことを度外視して、5W1Hで組み立てることとしました。ただし、「知的障害のある子どもたちが楽しく遊べる」という条件が設定されました。そこで、受講生が4つの班に分かれ、それぞれに創意工夫を凝らして30分間検討し、班ごとに発表しました。 各班が発表した後で、新堂さんからそれぞれの班の内容についてコメントが寄せられました。そして、ご自身の経歴と、現在取り組んでいる活動が紹介されました。特に知的障害のある子どもたちだからこそ気をつけるべき点と、知的障害があるからと言って過剰に配慮をしすぎなくてもいい点などにも触れながら、誰に対しても開かれた場づくりには、自らを開いていくことが大切であることを説明いただきました。大学卒業後、カナダにてアウトドア指導者の講習を受け、帰国後には知的障害者入所授産施設「あおはにの家」で勤務されて、現在のNPOを設立するという、新堂さんの多彩な経験を背景にしたお話は、豊かなコミュニケーションが人々の可能性を拡げるものであることを改めて実感させられる実践講座となりました。


