2007年度 - 再チャレンジ支援教育プログラム

平成19年度文部科学省委託事業 社会人学び直しニーズ対応教育推進事業
Phase1:実務講座

2008年1月20日

【実践実務講座】新しい教育の提案    フリースクールわく星学校 代表 山下 敬子

山下氏は1952年京都市出身。1973年京都大谷大学文学部卒業。1976年 仏教大学通信教育課程終了後、1977年に京都市立小学校講師、79年から教諭として、障害児教育にも携わる。13年間の教師生活を経て、「学校に子どもたちを合わせるのではなく、子どもたちに合わせた学校をつくりたい」と、娘2人を連れて渡米。1989年~1990年の一年間、米国フリースクール連盟(NCACS)に所属する約30校あまりでフリースクールにて実習。1990年 京都市左京区北白川の自宅で「わく星学校」を発足2000年 京都市左京区岩倉長谷町に「わく星学校」校舎移転。現在、7才から18才までの子どもが在籍。 当日は、雪の舞う中、岩倉にあるフリースクールわく星学校にお邪魔しました。岩倉といっても駅からは遠く離れた山のふもとにあって、水も電気も自前の50年前くらいの生活が展開していました。まずは、子どもたちはどうやって通っているのだろう?と思ったら、「みな自転車や徒歩で通学。そうやって来る途中に色々なことを考え、いろんなものを発見する」と山下氏。水は雨水等をためて再利用。室内履きは草鞋で、暖房や薪ストーブ。スクールでは、一日の過ごし方、運動会などの行事は、すべて子どもが主体となって企画運営。新しい子供も、今の生徒達が同意しなければ入れない。ゲームもテレビもない環境(でも、ちゃんとインターネットに接続したPCはありました)で、「暇をどう使うか」ということに直面して、子どもたちは工夫して時間を利用するという言葉に、子育ての重要なエッセンスが含まれていると感じました。一部の大人が決めた学習指導要領に沿ったカリキュラム、通知表や評価。当たり前と思っていたことが、実は選択肢の一つであるということ。徹底した子ども主体の進め方に、教育の出発点を見たような"目からウロコ"の思いでした。大人が人育てについて考える良い場所では?

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