2007年度 - 再チャレンジ支援教育プログラム

平成19年度文部科学省委託事業 社会人学び直しニーズ対応教育推進事業
Phase2:研究講座

2008年1月25日

【研究講座】唐紙から伝える    唐長 千田 郁子

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実施記録:
・唐紙、唐長の歴史
400年もの歴史があり、今も650種類の文様が残っている。明治時代にはほとんどの同業者が廃業。先代の決心と、修学院への移転。
・堅吉さんとの結婚
急遽、跡継ぎになった堅吉さん。職人としての苦労→夫婦間での約束、信頼関係。
・唐紙を伝えるということ
はじめのうちはお客さんに教えてもらった。今は、唐紙とはどういったものなのかを親切に教える。
・家族と子育て
しんどい部分は絶対に見せない。いつもゆとりの時間を持とうとした。
いつも学生がいて、少しの楽しいことを拡大できるように努力した。
・郁子さんが唐紙に夢中になったきっかけ
自然に対する思いとやさしい感性に惹かれた。行間を読むということが大切であり、仕事も同じようにあるべき姿がある。
異業種と交流してみて唐紙をもっと一般的に知ってもらいたいという思い。「文化を伝える」
・過去を振り返って、そしてこれから
すごく忙しかったけど楽しかった。ロンドンやパリに行って、色々感じた。
毎日少しでも良いものを見て納得するようにしたい。がんばって作ったもの、昔は当たり前だった暮らしを大切に、もう一度見直したい。着物もずっと着続けたい。ずっと「夢語り」
・質疑応答
唐紙の染料とは? 650種の文様は今も残っているのか? ポストカードはどのようにして
刷るのか? 新しい板木は作らないのか? 板木はどれくらいもつのか? 版木の大きさは?
実際の技術者はいくつぐらいの人たちなのか?

実施後の感想等:
郁子さんに事前にお話をうかがった時よりも、たくさんの内容をお話してくださいました。
実際の唐紙を持ってきてくださって、仕事のことから、その裏側や家族のことまで臨場感たっぷりにお話していただけたのでとても想像が膨らみ、聞いていて楽しかったと思います。
受講生の方々の中にも、唐長に興味を持っていらっしゃる方が居られたようで、郁子さんに様々なお話をされているのが印象的でした。
SIというには、少し範囲の狭いお話だったかも知れませんが、一人の人間として、何かに熱い思いを持って取り組む、という姿は真似したくなくようなものだったと思います。(杉本晴佳)
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