2008年2月15日
【研究講座】「やまずめぐる」暮らし ~持続可能な生活を実践するために~
特定非営利活動法人 渡良瀬エコビレッジセンター代表理事
町田 武士

実施記録:
19:04開始 大石挨拶 町田武士氏の紹介
企画主旨の説明----30年以上天然農法・農的暮らしを実践し、近年は世界初の和綿のTシャツを完成させるなど、さまざまな活動をされてる町田氏のお話を聞き、持続的社会実現のために、今私たちに何ができるか考えてみたいと思う。
19:06 町田氏のお話
・野という言葉を中心に話したい。
・京都は34年ぶりだが、京都の人に農を教わった。
・愛媛の福岡正信氏のところにはいろんな人がおり、東京から来ていた人は
玄米を炊くのが上手。二人で2升の玄米を食べて太った。
・小さいころの畑での体験がずっとその後に影響している。
・自給自足の中で学んだ。
・不耕起直播栽培は限界がある
・家まで野宿し、野草と米を焚いて食べた
・玄米食の素晴らしさ。現代医学への不信。子ども3人とも自宅出産
・子どもが神経質であったのは、あまり玄米食に頼りすぎたからか。野口整
体を始めた。人間のうちから出てくるものを大切にするといこと。これは、野菜の栽培にもつながる。野菜の野は野生の野。野菜の内なる力を引き出すことを考えるようになった。
19:30 スライド(ここからスライド説明)~自宅あきつ亭と工房についての写真~
・自分の生まれた地域のイラスト。自然、特に水の循環を説明
・自宅の説明・屋根にムロト(?)むしろのようなものをかぶせると、屋内
の気温は5度下がる。
・子どもは、重いはしかにかかったが、その後、体がしっかりした
自然に成長する力が備わっている。
・渡良瀬エコビレッジセンターの事務局兼工房は、手造り。すべて地元産、リサイクル。酒樽を壁に使用
19:50 スライド~畑についての写真~
・雑誌リンカラン読者との提携畑の紹介
・野草摘みのイベント
・杉の外皮は水をよくはじく。防火法にひっかかるが、外壁には最適。自然の法則のほうが大切なのに。
・30年ぐらい農薬かけていないのでカラスエンドウなどいっぱい。野路すみれは、他ではみられない。自慢だ。
・リンカランの様々なイベント。もちつき、料理
・リンカラン農体験は一度しか参加できない。のに不思議に3回も参加しているひとがいる。
・綿の畑400坪。Tシャツ用の和綿を栽培している。和綿は下を向いてなる。
・実際のTシャツを回して触れてみる。
・LIVE EARTH 6枚で90万に。アーティストのサイン入りで、yahooオークションで販売。しかし実際はせいぜい1万円ぐらい。
・昨年は綿は豊作
・企業と提携し社員が農体験。今年の田植えは全部手植えでやるといっている。
・不動産を扱う会社から、マンションに野菜を配るというオファーがきている。新たな土地の開墾と準備
・田んぼの中に小屋。不法建築ですぐ訴えられたが、こちらの熱意で、特区
を出してもらい、つぶさずに済んだ。強く思っていれば実現できる。
・ツリーハウスの写真日本で一番大きい眺めも良い
・ホタルが乱舞する写真。こんな風景を残したい。
・一番身近な自然は自分自身。内なる自然に気づき、外なる自然と一体である。やまずあるものに気づき、めぐってくるものに身を任せて生きていくことが必要。
・経済成長がなくても、しっかりと生きていける、人と人が助け合い、自然と調和して共存できる新しいコミュニティーを実現させたい。その実現に
むけて、渡良瀬エコビレッジを発展させたい。
実施後の感想等:
30年以上農的暮らしを探究してきた町田氏の言葉は、人に訴える力があった。現場は見なくても、一言一言の裏に、時間をかけて自然と向き合って生きてこられたことが想像でき、都会では触れることのできない農の部分に、近づくことができたのではないかと思う。


