2009年10月10日

アントレプレナーシップとイノベーション    原田 紀久子(NPO法人アントレプレナーシップ開発センター 理事長)

原田1-1.JPG まず「アントレプレナーシップ」と「イノベーション」の言葉の意味や由来を説明された。ビル・レイトンが述べた「アントレプレナーシップとは飢えた人々に魚を与えることだけでもないしどうやって魚を獲るかを教えることだけでもない。アントレプレナーシップは漁業そのものを変革することを究極の目標とする」という定義を紹介し、概念整理をした。「漁業」にあたるもの、アントレプレナーシップがなぜ大切か、成功する起業家はどういう行動特性を持っているのか、事業をどういう手順で始め進めるか、次の時代にどんなニーズが生まれるか等を矢継ぎ早に受講生に質問され、次々とブレインストーミングした。
 その後、実際にNPOを立ち上げたい人のために、事業モデルと収益構造の関係性を解説され、原田氏が主催される事業を例に運営資金の収集方法の紹介、非営利団体の特徴として、法人格の有無、活動分野、事業規模、事業方法、収支傾向、スタッフの年収モデルなどの営利企業との違いを説明された。さらに、実際に収支がうまく回っているNPOの事業モデル四つ(きょうとNPOセンターを代表とする中間支援機関型・エティックを代表とする共同事業型・かものはしプロジェクトを代表とする資金循環型・フローレンスを代表とする自主事業型)の紹介と事業運営上の問題点を紹介された。


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