2009年10月24日

事業のターゲット顧客と市場分析    奥谷京子(WWB/ジャパン(女性のための世界銀行日本支部)代表)

奥谷2.JPG 80年代から始まったWWB/ジャパンの活動(京女塾、「農商工連携」の商品開発、地域活性化事業、起業家セミナー、起業の応援オークション、カフェ経営)やセミナーの卒業生や活動等を説明された。コミュニティビジネス、ソーシャル・アントレプレナーといった言葉が「活動の後からついてきた」と表現されたのが印象的である。支援された様ざまな起業家の事例から、「市場は狭くても確実にほしいという人、50人助けてくれる人が周りにいれば絶対に潰れない」と説かれた。


 起業プランは、自分に出来ること・出来ないこと、好きなこと・嫌いなことなど自分を「仕分け・棚卸」し自己分析することから始まる。無理をせずベストな状態で起業することが成功の秘訣と述べられる。アイデアだけではだめで、どうやって解決するか、誰が喜んでお金を払うかというイメージが明確にあるかが重要である。社会に良いことだけで終わらせず三つの座標軸=Triple Bottom Line(people:地元の人に貢献、planet:地球に優しい、profit:持続可能なため)とこの順番を大事にすることがポイントと説かれた。時代より半歩先を見ることが必要で、例えば雇用を作る点では、自分たち自身が自分を雇う、そういう人をどれだけ作れるかが時代の鍵となる。


 受講生からはWWB/ジャパンと各国との関連性、自己分析のポイントに関する質問等があがり、各支部は独立採算で支部ごとの活動特色があること、自己分析が難しければ家族など身近な人に聞くこと、ニッチでも確実に市場があれば起業できる例などを説明された。


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