2010年2月 6日

BP's 品川宿計画~地域発信型ゲストハウス    渡邊 崇志(ゲストハウス品川宿 館長/旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会 会員)

渡邊さん.jpg 渡邊氏は昨年度の受講生で、東京から夜行バスで講座に出席されるほど熱心に参加された。当講座を受講しながら品川の街づくり協議会に参加し、当講座を終了後、品川での地域貢献や観光ボランティア、地元の旅館等でサービス業・ゲストハウス運営の勉強を行い、昨年10月にバックパッカー向けのゲストハウスを開業された。バックパックトラベルとは大きなバック一つで安価なゲストハウスやユースホステルに滞在し、地域の人々や旅行者同士での交流・情報交換をしながら旅行する方法でホテルに泊まる旅行とは違う旅の楽しみがあり、ゲストハウスやユースホステル等はバックパッカーの受け皿である。特にゲストハウスは、庶民視点での国際交流と地域の情報を世界に発信する役割を担う拠点である。


 品川は旧東海道の第一宿場町である。成田・羽田・都心・ディズニーランド・鎌倉等への交通アクセスが意外と良く、品川駅周辺の高層ビル街を抜けると歴史情緒ある下町の風情も味わえる「穴場」である。渡邊氏はゲストハウスの運営を通して、品川宿の歴史文化情報を世界へ発信することで宿場町としての復権と国際交流による地元商店街の活性化を目指されている。当初、外国人観光客受け容れによる治安、マナー、言葉の壁の問題が予想されたが、「ゲストハウス品川宿」が介在することで問題が解消され、逆に観光客が商店街で食事・買い物をすることで商店街へ貢献している。また、従来安価な宿は日本国内でも治安のあまりよくない所にあり、女性旅行客には利用されにくい状況だった。しかし「ゲストハウス品川宿」は商店街に位置し、男女フロアーを分けるなど女性に配慮したことで、女性旅行客が非常に多いのが特徴である。講座には「旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会」会長の堀江新三氏も参加され、渡邊氏への支援や活動など補足説明された。開業後まだ間もないが、渡邊氏は今後地域の宿との協力もすすめながら宿場町としての復権と地域活性化活動を展開される。


 受講生からは旅館営業許可の必要性や開業資金、稼動率、収益、情報発信の方法とコスト削減の関係等質問があがり、渡邊氏にお答え頂いた。


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