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2006年3月26日

大原での地域交流会

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大原農家の改装工事が完成し、お披露目もかねて地域の方々を招いての交流会を開催いたしました。
研究科長の新川達郎からの挨拶、教務主任の今里滋から、地域のソーシャルイノベーションについての講演、そして地域の方々との意見交換ワークショップを行いました。
NPO法人大原里づくり協会の方々、大原農業クラブの方々、そして社会実験拠点となる出町商店街の方々もご出席くださり、交流を深めることが出来ました。

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ここでの農作業のために購入したトラクターも注目の的です。

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第2部は場所を移しての「飲みニケーション」です。

2006年3月24日

大原農家整備作業

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大原の農家、農地の整備作業を行っています。
家の中ではキッチンのリフォームが行われています。外では敷地内の生け垣の剪定、放置された農地の再生作業など、やることはいっぱいあります。

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12月のワークショップを進行してくれた米崎くんが、カマをもって草刈り作業をしてくれました。イバラとの戦いです。

2006年3月11日

講演&シンポジウム「命と食と農をいかにつなぐか?」報告

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ソーシャル・イノベーション研究コース開設記念行事である講演&シンポジウム「命と食と農をいかにつなぐか?」を3月11日(土)同志社今出川キャンパスにて開催いたしました。一般からも多数の来聴者をお迎えし、テーマへの関心の高さがうかがえます。

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ジャコモ・モヨーリ氏はまさに「スローフード運動」の伝道師です。大きな身振りで全身いっぱいでスローフード運動の意味を楽しく、またわかりやすく語っていただきました。


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ビットリオ・マンガネリ氏はイタリアに昨年開校した「食の科学大学」の理念、意義、そして今後の展望について語っていただきました。この大学にはイタリアだけではなく日本を含め世界各国から教授陣、学生が集まってきており、今後の展開が期待されています。


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石田雅芳氏にはモヨーリ、マンガネリ両氏の通訳をお務めいただいたあと、日伊両国における国際スローフード協会の活動についてお話していただきました。


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スローフードや食育についての気鋭の論客が会してのパネルディスカッションも盛り上がりました。

2006年3月10日

「企業と市民によるソーシャル・イノベーションの可能性」報告

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ソーシャル・イノベーション研究コース開設記念行事として映画上映会とダイアローグ「企業と市民によるソーシャル・イノベーションの可能性」を3月10日(金)、大阪市天王寺区にある劇場寺院「應典院」にて開催いたしました。主催は應典院寺町倶楽部、同志社大学大学院総合政策科学研究科は共催の立場での実施です。2時間半の映画に続いて1時間のダイアローグが続くという長丁場のイベントでありましたが、雨のなか119人が来場され大盛況のイベントとなりました。

上映した映画はカナダで2004年に制作された「ザ・コーポレーション」でした。ある意味「反米」の映画と言えるかもしれません。米国に本社を置く多くのグローバル企業が社会とどのように向き合うべきかの問題提起を行うものです。ちなみに宣伝のキャッチコピーには「資本主義社会サバイバル・シネマ」と付けられています。

外部リンク:アップリンク(配給元)
http://www.uplink.co.jp/corporation/

ソーシャル・イノベーション研究コースの開設記念行事として実施されましたが、内容は実に的を得たタイミングで開催されたと言えます。耐震強度偽装問題、ライブドアショック、国会での偽メール質問など、まさに企業と市民との関係を考えるには絶好の機会であったことは言うまでもありません。配給元のアップリンクのウェブサイトでは、Blogを用いたウェブ上での意見交換を行っています。映画に関心のある方はそちらもご参照ください。

外部リンク:ザ・コーポレーション ブロガートラックバック
http://www.uplink.co.jp/corporation/log/000758.php

上映に続いて行われたのが、新川達郎研究科長と、田村太郎edge実行委員長によるダイアローグでした。コーディネーターを務めたのは、来年度「臨床まちづくり論」などの講義を担当する山口洋典氏でした。田村さんは、問題の羅列に留めるのではなく解決の実践が必要であるというメッセージには共感できるが、今回のストーリーではきちんと取り組んでいる企業や企業人には援護射撃にならない点を指摘しました。また、新川先生は企業のガバナンスにおいて役員と株主と消費者はそれぞれにどのような公共の倫理観を持つべきなのか、という問いを投げかけました。

企業を賢くしていくには市民の社会への関わりが決定的に重要です。2006年度より、ソーシャル・イノベーション研究コースでは社会実験施設の一つとしての應典院と協働を行っていく予定です。キリスト教主義の教育・研究を推進する学校法人と、「自利利他」の思想を愚直に貫こうとする宗教法人との、世にも希な学宗協働です。それらを通して、社会に応答できる賢い市民、転じてソーシャル・イノベーターが育つ環境が生み出されて行ければ、と今後の展開にイベントをとおして思いを馳せました。

外部リンク:應典院
http://www.outenin.com

(執筆:山口 洋典)

2006年3月 5日

講演会「自然農・自給農」報告

2006年3月4日 (土) 午後3時〜午後6時、同志社大学今出川キャンパス 博遠館303演習室にて行われました。

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長崎県の江迎町で完全無農薬、無化学肥料の自然農を営む林 由美子さんです。
林さんの「味菜自然村」のウェブサイトはここ
新規就農そして自然農の実践について元気いっぱいに語ってくださいました。
「野菜のほんとうの香りがわかる」こと、大事にしたいですね。


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長崎・五島列島の上五島に移住し「自給生活」をしておられる歌野敬さんです。
大豆、麦、ブタ、鶏、そして味噌、醤油、茶、酒、ビール、パン、海水から塩、綿から衣類(これは難しい)、廃屋の改修。
風力、水力発電、薪、炭などエネルギーの自給。買ってくるのではなく「つくる文化」というお話でした。
歌野さんは秋に集中講義で「自立・自給型生活論」を担当されます。